2013年度 日本経営品質賞受賞組織 視察ツアー
ベストプラクテス国内視察 2014
9月23日(火)~24日(水)2013年度JQA中小規模部門受賞組織 西精工(株)ベストプラクテス国内視察ツアーを実施した。今回は盛和塾福井との共同開催で総勢27名が参加した。前日地元ホテルで夕食交歓会を実施、懇親を図った。翌日、早朝7:20分西精工さんへ到着。西社長自らお出迎えして頂き記念撮影後、会社概要の説明を聞いた。8:00話題の朝礼を見学、50分かけて理念の浸透。創業精神、7つの習慣を円陣を組み大きな声で、元気よく明るく、全員が何も見ずに唱和。さらに4人~5人に分けての小グループで社長からのコメントを討議する。自ら本音で話し合っている(対話)姿は長い間かけて出来たと社長が自負。50分の時間は反面体調管理も見ているとか、また西社長はその脇でにこやかに社員を家族として見守っている。決して口を挟まない社員の自主性に任せていることに感心させられた。その後、工場見学大きな事故(死亡)を起こしたことで2度と起こしてはならないと厳しく指導してきた。その一つ一つの行動が機敏であった。
個人的には50分は腰痛持ちの私には苦痛と感じた。工場見学の際、油の匂いが鼻についた。しかし整理整頓は徹底している。いったん工場から敷地を出る際の左右の確認は目を見張るものであった。
京都稲盛ライブラリーを見学、稲盛和夫氏の生い立ちから座右の銘「敬天愛人」のDVDを視聴。そのあと1階から5階を見学させていただいた。JALを引き受けたのにも「利他の心を持つ」ことが大切であることを強調。私財を投じて設立した「稲盛財団」が開催する「京都賞」数多くの受賞者の写真が展示。ノーベル賞受賞の京大山中教授がひときわ目立つ。盛和塾の活動が展示。1時間30分があっという間であった。