ワン・ダイニング 「2時間の幸せを」
「2時間の幸せを」
～思いをひとつに。「チーム・ワン・ダイニング」の挑戦～
2013年度日本経営品質賞（大規模部門）受賞した関西の郊外を中心に焼肉、しゃぶしゃぶレストランを展開、従業員5700名（内正社員351名、アルバイト5346名）のワン・ダイニングの代表取締役社長 高橋淳氏をお招きし講演会を開催した。
高橋社長は「価値ある経営」の実現に向けてお客様から必要とされる店であるためには「基本の徹底」「変化へ対応」に心掛けてきた。
お客様に感動して頂けるには店内加工、手作りの商品力、居心地感を徹底的に追求し、あえて非効率にこだわっている。
2008年二代目社長としてトップダウン型経営から組織経営へと チーム力＝会社力を目指した。
同社はアルバイト(高校生・大学生）約5400名を抱えており「バイトの成長は店舗価値の向上」と位置づける。月1度のバイト主導の戦略会議を開くほか、業務改善提案を記す「気づきメモ」を全従業員で共有するなど顧客満足度向上に努めている。
また1分単位で残業代を支給するなど働く環境整備にも力をいれていること、店長の仕事はアルバイトを ほめて、ほめて、叱ることが大事であると強調した。
