石坂産業（株）石坂典子社長講演会
産廃業者 石坂産業㈱ 石坂典子社長講演会
5月30日（月）平成28年度当協議会の定時総会を記念して講演会を開催した。
講師は埼玉県にある産廃業社石坂産業㈱の2代目女性社長 石坂典子氏。
「絶体絶命でも世界一愛される会社に変える」と題し講演された。会社存続の危機から脱するために社内
改革を断行し2012年度「おもてなし経営企業選」全国50選（経済産業省）に選ばれる企業へと転換させた
経緯や経営者としての思いを語った。
同社は1999年、ダイオキシン騒動に巻込まれ言われのないバッシングや反対運動の矢面に立っていた
とき、当時30歳だった石坂典子氏は父に申し出て2代目社長に就任した。
「社員が自分の子供も働かせたい」と言える企業づくりを目指し、荒廃した環境で社員教育を実行した。
それにより社員4割が辞めた。結果、会社存続が危ぶまれる絶体絶命の状況から年商41億円に伸ばす。
「脱 産廃屋」を目指しホタル、ミツバチが飛び交う循環型社会里山づくりに取り組んだ。
今では地域の方はもちろん日本全国、中南米カリブ10カ国からの見学者が訪れ1万人に達している。
講演で「会社を変えるのは社長しかいない」と強調された。
参加者200人が聴き入っていた。
