伊那食品工業(株)視察ツアー(大人の遠足)
2017年11月23日(木)~24日(金) かんてんパパで有名な伊那食品工業(株)を視察しました。
6月 同社副社長 塚越英弘氏をお招きし講演会を開催したのを機会に今回の視察ツアーを企画し20名
が参加しましました。
ホテルに到着後、近隣の居酒屋で夕食交歓会を開催し参加者、和やかに地元郷土料理に舌鼓しました。
翌朝、清掃、朝礼、ラジオ体操に参加、「かんてんぱぱガーデン」の施設を見学しました。
清掃では日頃やりなれない竹ぼうきでの落ち葉掃除でしたが、少しはお役に立てたのでは。
社員は自主的に動き、やり方も場所も指示命令はなく自主的に参加しています。
やらなかったからと言って咎めることもない。 日曜、休日にも清掃に参加される社員がいるそうです。
また自宅の刈込、伐採なんかでも道具は自由に使っていいそうです。
朝礼も全員に機会を与え3分間スピーチをしています。今朝のスピーチはレストランの調理師の方が
たどたどしくスピーチをされていました。
ラジオ体操もNHKの指導者を招いてみっちりと指導されているそうです。特に塚越会長の背筋を伸ばし、
声を上げてのラジオ体操は元気の源だと感心しました。
10時から塚越副社長の講話がありました。「いい会社をつくりましょう」が社是としている。
売上、利益は大事であるが、それが目的ではない。社員が幸せになることが一番の目的である。
まさに社員の幸せを基本においた経営「社員が幸せでないと良いサービスはできない」と力説された。
数字の目標は会社にはない。個人が自主的に目標設定し、しっかりとやる。
会社の会議では数字の話はしないそうです。 数字はおのずとついてくるです。
毎年採用は大卒10人、高卒20人に対し大卒のエントリーは1200人、過去4000人がいたそうです。
どのような基準で採用しているのだろうかちょっと気になりました。
社員の待遇は年功序列、毎年少しづつではあるが全員ベアがアップしているそうです。
短い時間ではありましたが充実した視察ツアーでありました。
残念ながらガラス越しではありますが工場を見学することが出来なかったことが心残りでした。